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ヨガの目的はもう二度とこの世に生まれないこと?


『先生、ヨガの目的って もう二度と今生に 

この世に生まれないこと って本当ですか?』

思わずニヤニヤニヤしてしまう質問です

まだこの世ににるので『はい、そうです』とは

答えることはできませんが

こうやって ぐぐっと確信についた質問は

日々のルーチンに埋もれがちな

そもそもの自分自身への問い

心の奥底に沈めていた想いを浮上させてくれてるので

本当にありがたいです

ありがとうございます(__)心からの感謝です

ヨガの目的 考えたことありますか?

あなたの目的はなんですか?

ヨガをする最終目的っていったいなんだろう

真剣に考えていた時期があります

懐かしい2012年の渡印 

インド・リシケシにて

大勢の仲間と

500時間のヨガトレーニングコースの際

仲間の一人が

『なんでヨガをしているの?』と素朴な質問を

そんなとき答えたのが

『解脱』でした

『まじで~ アタシも解脱 解脱!一緒にゲッダチャウ?』と

なんとも軽やかに 爆笑しながら キャッキャとガンガーのほとりで

楽しい時間を過ごしていたのを思い出します

これ

割と真剣に思ってました

ヨーガ行者ならそうだべと

当たり前だべと

しかし

その解脱という意味を深く受け止めていなかったのも事実であります

二度とこの世に生まれないとはどういうことでしょうか

輪廻から外れる

これそぞまさしく解脱

では

解脱がヨガの最終目的

これが正解なのでしょうか

簡単にヨガの歴史をみてみましょう

ヨガが生まれたのはインド

インダス文明の遺跡から発見された封ろうに

シヴァ神のような人物が瞑想をしているように描かれていたのが

その姿が起源と言われています

その後

アーリア人が北インドへ移動し

神々を讃えるヴェーダという宗教・智慧が確立され

神々への讃歌の中で はじめてヨーガという言葉が出てきました

この時点では現在のヨーガという意味とは異なるようですが

その後このバラモンが唱えるヴェーダのみでは安らぎは得られない

輪廻から外れ 真の安らぎの境地に解脱してこそが 

平安の境地なのではという哲学が生まれました

それが ウパニシャッド思想

初期のウパニシャッド聖典 

カタウパニシャッドにあるヨーガを説いた人間馬車説に

意を手綱に把む者は輪廻の道の彼岸なるヴィシュヌ神の至高境地に達す

(佐保田鶴治著 ウパニシャッド 平河出版社より)

とあります

その後中世に入り 

現在でも私たちヨーガ講師のバイブルとして読み継がれている

ラージャヨガの聖典 ヨーガスートラ

こちらは ヨガの実習方法が記されています(二章-29)

①ヤマ②ニヤマ 日々の生活でやったほうがいいこと・やらないほうがいいこと

③アーサナ 座法(ポーズ) ④プラナーナヤマ(呼吸法) ⑤プラティアーハラ(制感)

⑥ダーナラ(集中) ⑦ディアーナ(瞑想) ⑧サマーディ(三昧)

これが解脱の道なのであります

そして

同時期に記されている 『バガヴァッド・ギーター』の

カルマヨガやバクティーヨガによって

特別な修行で出家しなくても 解脱の道があると説かれヨガの意味が

単なる心統一から広がったと言われています

このように

歴史的考察から見ても

そもそものヨガの目的は

解脱じゃんと言わざるを得ないのではないでしょうか

じゃあ解脱って

もうこの世に生まれないことなの?となりますよね

日本のインド哲学の礎

中村元先生は著書ヨーガとサンキーヤの思想の中で

こう書かれています

解脱に到達した人もそこでただちに死ぬわけではない

寿命が尽きたとき初めて死ぬのである

解脱している状態を生前解脱といい

死後に二元が完全に分離することを離身解脱と称する

何か解脱というと その亡くなった先 そこでの平安のために 今を耐え忍ぶような

そして二度とこのツライ世の中には生まれてこない

そんな想いを濃厚に感じますが

決してそうではないと

私自身は思っていますし 

その為にヨガをしている訳ではありません

もちろん 無邪気に

げだっちゃうと爆笑していた頃の私は

生きるという辛さを知らなかったからこそ

軽々しく言えたのでしょう

あれから 日本に戻り 自分と向き合い 

皆さんと一緒にシニアヨガを行うことで変わりました

生徒さんの死というものを目の当たりにしましたし

また 老いていくということは 病とともに生きることでもあり

その現状の受け入れは自身と葛藤し

どれだけ苦しみを生むかも皆さんとヨガをすることで

理解することができたように思います

だからこそ

ヨガの知

ヨガの智慧で寄り添わせていただきたい

前出の中村先生の言葉を借りるならば

解脱のための知を得る補助的方法としてのヨガ

なんだと思います

ヨガの智慧によって 今ここ

過去でも未来でもなく

今を生きることが平安の境地なのだ知り

我が人生一片の悔い無しとあの世まで突き抜けていく力

それが解脱と今現在理解しています

さらに言うなら

素直に

またここに戻りたくないとは微塵も思っておらず

今この人生毎日やりきっていて

めちゃくちゃ楽しいからまた野中由美でやり直しても全然OKよんとも

思っております

ヨガをする目的に正解も不正解もありません

え~そんな智慧を学ぶことがヨガならやりたくない

と思う方もいらっしゃると思います

いいんですよ

人それぞれぞれで

前出のヨーガスートラの①~⑧のうちの

アーサナと呼吸法だけで健康な身体を目指したいというのもありなんじゃないでしょうか

なので

スポーツジムでヨガを行っているのを

なんちゃってヨガと卑下する方もいますが

卑下する必要なんて全然ないと思うんです

ただ

そうじゃないところもあるんだ

もっと心の部分も学びたいとう方はぜひご連絡ください

宗教部分をはずしたヨガが主流の現代

ヨガを行う皆さんはそれそぞれの目的で楽しまれるのが一番かと思います

しかし

伝える側はちょっと異なるように思います

ヨガという名がついているクラスを人様に教えているのであれば

やはり根底に流れている哲学や歴史

宗教的と言われている部分をしっかり

理解していなければ

それはヨガではないと言われても致し方ないと思います

なぜならその宗教的と言われている部分こそが

本来のヨガの目的でもあり 本質でもあり

その宗教的な部分が暴走をして

大きな事件になるという危うさを持っているのがヨガだから

ですので

ちゃんと哲学や思想・歴史を知りたいと言う方も

ぜひぜひご連絡くださいね

今後そのようなクラスも予定していますので

指導者の方もお気軽にご相談ください

ヨガを身体だけではもったいない!

〇指導者向けクラスです

7/9日曜日 清水町 指導者向けクラス マインドフルネス一日講座開催

駐車場については応相談ですが まだ空きありますのでご連絡ください

〇このようなヨガの智慧を知りたい方は

毎週水曜日 成真寺ヨガ教室  三島市 夜クラス

隔週月曜日 富士市吉原ヨガクラス 女性専門夜クラス

または

7/8土曜日 朝日テレビカルチャー三島校 マインドフルネス一日講座開催

久しぶりの午前休み

いそいそと 本棚から

宝物を広げ

このようなブログを長々書いている私は

完全なる変態よね(笑)

参考文献

■ ヨーガとサーンキヤの思想 中村元著

■ ヨーガ根本経典 ウパニシャッド 佐保田鶴治著

■ バガヴァッド・ギーター 上村勝彦訳

■ ヨーガ療法とストレスマネージメント 木村慧心著

■ インテグラルヨーガ スワミ・サッチダーナンダ著

■ インドの叡智 成瀬貴良著

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静岡県東部 ヨガのことなら ヨガ講師 野中由美

​連絡先 メールアドレスsomayoga136.com@gmail.com     

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