当たり前を見直そう!なぜぺスカタリアンなの?
- soma
- 2024年11月16日
- 読了時間: 5分
私はぺスカタリアンです
皆さん
ぺスカタリアンってご存じですか?
オバタリアンの親戚のようなこの言葉
そうなんですよね
ビーガン
ベジタリアン
ぺスカタリアン
フレキシタリアン
その方の食事スタイルです
ベジタリアンは菜食主義で
聞いたことありますよね
ビーガンは完全菜食主義者で
食事だけではなく
生活の中でも
衣料品や化粧品も動物性は避けます
フレキシタリアンは基本は
植物性食品中心だけどたまには
お肉も食べるよというスタイル
ベジタリアンの中でも
色んなスタイルがあり
肉類や魚介類、卵を食べない
でも乳製品はとる
ラクトベジタリアン
これは宗教上の観点からなので
インドに多いと言われています
そして
肉類だけは避けて
魚介類・卵・乳製品・はちみつ
いただきますというのが
ぺスカタリアンです
私自身
もちろん
お肉が入っているのを知らずに
食したり
韓国旅行では
ダシダがほぼほぼなので
そんな時は感謝をして
いただくので
どちらかというと
フレキシタリアンのほうが
正しいかもしれません
が
気付けば
ぺスカタリアンとなり
16年もたちました・・・
月日の経つのは早いですね
『なぜぺスカタリアンなんですか?』
久しぶりに
質問されました
当時は
『なんでお肉食べないの?』
と
ものすごく聞かれた質問であり
なんなら
『ちょっとおかしいんじゃない』
『インドから戻って洗脳された』
と言わんばかりに
栄養学的にお肉の大切さを
滾々と諭されたり
少しでも体調が悪いとお肉食べないからと言われたり
無理やり
お肉を食べさせようとしたり・・・
でも
今は
やっとなんとなく
うっすら
そういう食生活の人もいるのかも
という流れもあり
『なぜ?』という
質問を受けることはなくなりましたし
もちろん
無理やり食べさせようという方も
いません
で
今になって
あらためて聞かれると
答えに困ってしまったんです
自分の中で
当たり前になっていることを
あらためて
聞かれると
わからないこと
多々あります
年齢を重ねれば
重ねるほど
この当たり前だらけになって
無駄なことを沢山纏ってしまいがちです
だから
あえて
聞かれると
わからないし
もしかしたら
もう今の自分に不要なことかもしれません
なので
きちんと考えてみました
動物愛護や環境問題から
ではないし
宗教からでもないし
なんでかなあ・・・
しかも
その質問は英語
英語で回答しなきゃと
思うと
さらに
私を困惑させました
えーーーーーーーー
なんていえばいいの?????
ぺスカタリアンになるまで
紆余曲折ありました
きっかけは
インドの菜食の町
2007年リシケシでヨガを学び
2008年一か月間滞在したことです
動物性がなくても
こんなに料理はおいしいことに
驚いたことを覚えています
それに
ヨガは身体・心・魂をクリーンにすることを目指します
絶対ではありませんが
消化の悪いものは避ける
しかもアヒンサー・非暴力であれという考えから
動物性をいただかないという選択は
ヨガを行じる上で
まさにぴったりでした
何より
心・身体が
とても軽くなり
自分自身の体調も
すこぶる良くなったのです
そこで
日本に戻っても
ベジタリアンでいこうと
意気揚々と戻ってきたのですが・・・
当時の日本で
しかも地方
そんなことをするもんなら
まあ
色んなことを言われました笑
外食やお菓子
それに日本食はお出汁に
お魚を利用することが多いので
食べるものが
本当にごくわずかとなり
結果
挫折しました
そこで
再度
自分と向き合い
自分が捌けるものを
ありがたくいただこうという
結論にいたり
ぺスカタリアンになったのです
いわば
日本社会との折り合いと
命をどういただくかという自分なりの結論
この答えを
英語で
なぜ?と聞かれて
英語で答えることは
もう私には
アップアップだし
無理でした
『Because I don't like meat.』
結局
この言葉でその場を濁したわけです
そうやって
家に戻ってきた今
どうしても
どうしても
釈然とせず
このブログを書いています
そう
もちろんお肉を嫌いなのは
嘘ではありません
小さい頃
お肉が嫌いで
小学校一年生の給食で
鶏のから揚げが食べることができず
放課後誰もいない教室に
一人残され
泣きながら食べたという経験から
くやしさと負けん気だけで
食べるようになったんですよね
そこから
意外とおいしいかもと
どちらかというと
焼き鳥好きとなり食していました
なので
そもそもは嫌いだった
けど
ヨガをするようになり
インドに行って
自分の中の何かが変わって
ぺスカタリアンになったということが
本来の答えになるのに
英語ができないことを理由に
その場を濁した自分
自分をごましたことが
とても違和感だったのです
ちょっとしたことですが
この違和感
強力なストレスです
自分にウソをつく
その場を上手に繕うことを気にするあまり
自分を蔑ろにするのは辛い
久しぶりに聞かれた質問で
久しぶりに自分を大切にしないことの苦しさを
感じました
やっぱり
空気を読んだり
取り繕うことは
もういらないのかもしれないですね
英語じゃ言えないよ
日本語でいいかい?
理由を話すと長くなるよ
一言では語れないよ
ブログに書くから読んでくれ
等々
こんな感じで
単純に言えばよかったんですよね
もしくは
さらっと
Because I don't like meat and it's healthy.
と言えばよかったのかも
私の中にあるメンドクサイまどろっこしい思考癖からの
言語化不可という短所と
周囲への細かい配慮ができる気遣いの人という長所
そして
自分をごまかしちゃいけないよという教訓
そんな気づきで
またひとつ大人になったような夜でした

あなたも
当たり前になってしまったこと
もう一度
見直してみませんか?
あらたな気づきが生まれるかもしれません
追伸
菜食主義をおすすめしている訳では
決してありません
ホントね
せっかくのおデートで
なんだよお肉食べれないのかと
トラブったり
友達減ったりするから笑
あとインドの皆さんが全員
菜食じゃないからね
あしからず
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