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チ。_地球の運動について_とヨガ

  • 執筆者の写真: soma
    soma
  • 5月8日
  • 読了時間: 4分

みなさん、ゴールデンウィークはいかがでしたか?


私にとって、 毎日がまるでゴールデンウィークのような 穏やかな日々ですが笑 普段通りの生活を送りながらも、 長いお休みという 社会全体の空気感に、 ふと 心がほっこりと温まるような気がして、 仕事の合間に 少しだけ心と体を休ませようと決めた次第です。

正直、最初は外出しようかと思ったのですが

異常なほどの人込み苦手ですし じゃあおうちでサブスクでで大作 『新幹線大爆発』 『極悪女王』 『幸せカナコの殺し屋生活』 見たいなぁと考えていました でも、ふとしたきっかけで アベマTVで放送されていたアニメ 「チ。_地球の運動について_」に出会い、 鑑賞してみたのです これが、もう… 本当に心に深く響き、 涙を禁じえないほど感動したのでした

そこで、 遅ればせながら 改めてこの作品を おすすめしたいと感じた理由をお伝えします

  • 歴史の深み 地動説と聞くと、 すぐにコペルニクスやガリレオ・ガリレイの 名前が浮かぶかもしれません しかし、実際には この偉大な理論が生まれるまで、 名簿に載らない無名の人々がひたむきに ひそやかに研究に励み 命を落とす覚悟で 真理を追求してきたのです もちろんアニメはフィクションでありますが そういった

    名前が載らない 彼らの奮闘があってこそ、 今日の教科書ができあがっていると実感します


  • 感動のパワー


    作品中、 バニー二さん、オグジーくん、 そしてヨレンタさんの流れが、 とても印象的に描かれていました 彼らは、ただ難解な理論を残そうとするのではなく オグジーくんの日記のような リアルな情熱と挑戦を記している ❝地球の運動について❞を守り通します 世間に響くのは、 こうした「感動」そのもの。

    実際、 ヨガ講師として サーンキヤ哲学を説明するときも、 ただ小難しく説明するだけでは 誰も心を動かさず、 感動がなければ 何も始まらないと日々感じています 再度私自身 サーンキヤ哲学を知った時の あの感動を確認していきます


  • 信念と内なる力

    作品はまた、 ただひたすら科学の話だけではなく、 「信念」についても問いかけていました 皆さん、神様と聞くと、 決まりきったイメージがあるかもしれませんが、 実は神とは外側にある何かではなく、 自分自身の内側に宿る力のこと。 ヨーガスートラに登場するイシュワラも、 決して外部の存在ではなく、 自分自身に備わった神性だと 解釈できるのです。 あらゆる時代や社会を越えて、 私たちが本当に大切にするべきは 内なる輝きだと、深く胸に刻まれる瞬間でした

そして、 アニメ自体は 地動説や宗教のテーマを扱っていますが、 その根底にある思いは ヨガに通じるものがあります ヨガもまた、 名もなき先人たちが 自分の体と心をすべて捧げながら築いてきた、 生きた哲学の積み重ねなのです 5000年を超える歴史があると考えると、 その数知れぬ行者たちの熱い思いに、 私自身も涙がこぼれてしまいそうです

いやいつも泣きながら ヨガ哲学を学び伝えています 私たちは その恩恵を受けて今日、 ヨガの素晴らしさを楽しむことができるのだから、 決してそのバトンを粗末に扱うわけにはいかない、 と強く感じます 自分の承認欲求のはけ口にしている場合ではないと

痛感しています

以上、 私が今回のアニメで特に感動した 3つのポイントでした 歴史の重み、 感動の波、 そして内側から湧き上がる信念。 ジャンルは違えど、 どちらも 私たちの生き方の教科書のようで、 心に深い彩りを添えてくれます

皆さんも、ぜひ このアニメをご覧になって、 感じたことや 思いをシェアしていただけたら嬉しいです そして、 皆さんのゴールデンウィークは どんなふうに過ごされましたか? また明日から、 新たな気持ちでヨガを楽しみながら、 すこやかな一日一日を歩んでいきましょう

ありがとうございました



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ヨガのことなら ヨガ講師 野中由美

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