忘れていいのよ
- soma

- 2023年12月16日
- 読了時間: 2分
『異常にあったかいよね
去年は寒かったけ!?』
『また風が強く吹いているけど去年はどうだっけ?』
と今日も皆さんとお話をしていたのですが
誰一人
即答できませんでした・・・
どうだっけね
気になって 私も家に戻って手帳を見て
驚愕
去年の今頃って
こうだったのかあと
もうすっかり忘れておりました
それでいいんですよね
記憶がずっと残っていたら
頭も心もパンパンですよね
そういえば 父が亡くなった時に悲しみに暮れていた私に
『悲しみは いつかは癒える こんなショックなこと 絶対忘れることなんてできない
なんて思っていても
いつか自然に 手放している
でも それが親不孝でもなんでもなく
人間はそういう風にできている
生きているうちの悲しみを全部抱えていたら
生きていけないから』
と お話をしてくれた方がいて ほんとその通りだと思ってます
時間はかかってもその感情は癒える
いや忘れる
そんな忘却の生き物である私達
だから
過去にとらわれることないんですよね
忘れていいの
いつまでも いつまでも 過去のこと
過去の出来事で恨み節や愚痴を言っているのは
他の誰でもなく自分
自分が自分の心の中でつぶやいている
自分が頭の中で過去をずっと話している
自分で過去の感情を味わっている
だから そのおしゃべりに終止符を打てるのは自分だけ
とらわれていると気づく
そう、それだけ
気づくだけでOK
それは今じゃないよねと
気づくだけでも縛りは緩む
そして そのおしゃべりを無理やり止めずに
しっかりその感情に向き合うと
過去から現代に戻ることができる
とらわれることはない
自分で自分を縛ることなはない
忘れていいのよ
忘却の生き物のいいところ
充分に発揮しよう
だから
去年寒かったけ?
に
誰も答えられなくて
大正解だと思った異常に温かい12月の夜

それではおやすみなさいまし

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