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  • 執筆者の写真soma

【冬至前に】恐ろしく幼稚な私達

『先生のレッスン 本当に気持ちがいいし

体調もいいんですよ ありがとうございます』 そんな感想をいただいた時 どう答えるだろう もちろん 素直に 『ありがとうございます』 そして

『気持ちよく体調が良くなったのは あなた自身がヨガをしたからですよ』 と思っているだろうか 気持ちいいと感じ

体調が良くなったのは ヨガをご一緒くださった方が 自分自身でヨガを継続しているその行為 そして ヨガ自体が持っている力であって そんなヨガを ただ私は伝えただけ

いわば ヨガとその方をつないでいる仲介役 ただそれだけ その仲介すること自体が楽しくて うれしくて皆さんの前に立たせてもらっている でも 恐ろしく幼稚な私達は その事実を勘違いし 私が褒められている 私ってすごい 多くの人に認められた その方が体調がいいことがうれしいのではなく 褒められたことがうれしく 結果ばかりに酔いしれ SNSや周囲の人に 認められている自分すごいでしょ もっと認めてと いわゆる マウント行為に走り出す 本来認めてほしいのは もしかしたら 見たこともないSNS上の多くの人ではなく ごくごく近くにいる 親や兄弟 パートナー いや 自分自身なのかもしれない 他の誰でもなく自分が自分を認めてほしくて 恐ろしく幼稚な私達は そんな 結果ばかりに執着する 逆に レッスン参加者さんや先輩からのアドバイス 今後の成長につながるご指摘をいただいた時 『私のこと嫌いなんだ』 『私をいじめている』と 耳なじみのいい言葉だけを欲し 個人の人格やそのものではなく レッスンの改善点や 仕事に対する姿勢なのに 自分自身への攻撃としかとれず その方への報復がはじまる 思うような集客ができないと こんなところだからと 周囲のせい 環境のせいにし 改善や よりよくする工夫を考えず ただただ文句と不満を並べだす はたまた 自分がそこでレッスンを行うと決めたのに 自分の求めている結果 多くの人に認められ 耳なじみのいい言葉に囲まれていることから かけ離れると 恐ろしく幼稚な私達は あいつのせいだと 犯人捜しにやっきになる 努力するのはそこじゃない 結果はもちろん大切 でも 自分を認めていれば さらなる向上のパワーと感謝につながり 心地のいい循環が生まれだす 結果を出すっって そういうこと 人前にたつ 先生と呼ばれる仕事を求めた人ほど 今一度 自分を見つめなおす必要がある なぜなら 恐ろしく幼稚な私達は 自分の中心軸 そもそもを忘れる 忘却の生き物だから だからこそ 結果を気にせず 自分の行為に集中するヨガのスキルは とても大切であり ヨガにはそんな大きな恩恵があることを 知っていても知らなくても ヨガという名前を使用しているならば まずは自分との信頼関係を築くことを 行っていこう この冬至前の陰が深まる時期だからこそ 自分の陰の部分を見ることが多くなる 自分自身に起こらなくても SNSやニュースや 他の人を使って うん!? はあ!?という陰を見ることが多くなる 陰極まれば陽に転ずる 陰に 絶望するでもなく まず自分にもその要素はあるんだと 認めることが 自分を認めること 恐ろしく幼稚な私達は 自分との信頼関係の構築のチャンスかもしれない

もちろんね お褒めの言葉をもらって うれしいし 喜ぶのは当たり前 でもその喜びが あたしすごーい なのか その方が良くなってうれしいの 喜びなのか 多くの方が集まってくださって あたちすごいでしゅ なのか 多くの方のすこやかのお手伝いができて うれしいの喜びなのか ここ大きいなと思ってます 二極化ってそういうことなのか


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