『それは私がやるから
あなたはやらなくていいよ』
思えば
この言葉
最近使っていません
なんなら
もっと
これやってよと
逆に言われるようになりました笑
でも
この言葉を使わなくなってから
とても楽に生きられるようになりました
以前
特に
まだ私がOLさんだった頃
『いいよ いいよ それはアタシがやるから』
を多発していました
人に任せるよりも自分でやったほうが早い
と思い込んでいたからです
実際はどうでしょうか
仕事をたくさんやったほうが
仕事できる人アピールできる
そんな想いがあったように思います
更に
その奥
私の心の奥の奥には
仕事を奪われたくない
この仕事が他の人にもできたら
私の居場所がなくなるという恐怖
その執着があったからこその
口から同時多発テロばりに
出てきた言葉であります
この言葉
幼少期から
良く聞いていました
『それは私がやるからいいって言っているでしょ』
『もう余計なことやって
仕事増えたじゃない
だからいいって言ったの
あっちいってなさい』
この言葉で
どんなに自分が傷ついたか
どんなに悲しかったか
萎縮し
自分は何かをすると
人の迷惑になる人間なんだと
そう思って絶望を抱えながら生きてきた
きっかけのひとつです
そして
最近もこの言葉をよく振りかけられるのですが
今は
なんてことない
自分がその仕事をしなくても
生きていて
息して全然いい人間だと知っているし
その仕事をしなくていいなら
ホントにありがとうと思います
それは
手放し上手になったからでしょう
ラージャヨガの根本経典
“ヨーガスートラ”には
生活で実践するといいよ
しないほうがいいよ
という10コのポイント解説があります
そのひとつがアスティヤ・不盗です
盗んではいけない
というとても簡単なポイントですが
ところがどっこい
物取り泥棒しないってことだけではありません
それは時間泥棒であったり
経験泥棒だったりもします
人と会う約束の時間
平気で遅刻をしたり
昨夜のYouTubeライブでの私のヨガレッスンのように
45分間のレッスンといいながら
57分ほどかかってしまったのも
立派な時間泥棒です
※ご参加下さった皆様
心よりの御礼とお詫び申し上げます(^_^)
良かれと思ってやったとしても
それは
参加者様の時間を盗んだことになります
なので
ヨガの先生のクラスって
案外きっちり終わりませんか？
たった100年のその方の生きる貴重な時間を盗むなんて
そんな罪なことはないんです
そして
『それは私がやるからいいよ』
の言葉は
人の経験を盗みます
経験泥棒です
そうやってなんでもかんでも
我が我がだと
結局 じゃあ あなた一人でやればいいじゃん
あなた様一人で生きていけばとなります
ヨーガスートラ二章37
アスティヤに徹した者のところに富は集まる
そうアスティヤに徹した人のところには
人がどんどん集まります
経験は宝です
その方のところに行ったら
こんな経験をさせてくれた
こんな経験を教えてくれて
こんな経験を積ませてくれたとなったら
楽しいじゃないですか
もちろん
失敗もありますが
それも経験さと
笑顔で今度はこんなことをしようと
違う経験ができたら
やっぱり人は自然と集まります
人が集まるイコール富なのでしょう
これからの時代
どうでしょうか
そうやって
私の仕事はこれだから
私はどこどこの人間だから
私は○○だからと執着が多い人ほど
さらに辛くなるように想います
まず
この状況下でホントに一人は辛いです
依存ではなく
個として
どこかで繋がっていないと
ステイホームは監獄です
そして
このコロナの出現により
私がすべきことと思っていても
強制的にできなくなりました
○○だからやるが
強制終了させらることが
これからもたくさんあるし
既にたくさんありました
だからこそ
持とう持とうとしているのではなく
どうぞ どうぞと手放すほうが
数段楽
アスティヤの実践を生活で行っていれば
手放し上手になり
執着も薄れ
コロナという得体の知れないものが現れても
心が疲弊しないのでしょう
俺がやらなきゃ
アタシがやらねば
は意外と無いのかも知れません
何もしなくてもまるっと今のあなたで大丈夫であり
そのあなたが
やりたいと思ったことを
行えば
何も人の経験を盗まなくてもいいんじゃないでしょうか♡