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  • 執筆者の写真soma

健康な身体にならなきゃ『すこやか』じゃないという呪縛

本日も認知症予防ヨガ教室


椅子と杖を使ったヨガを楽しんできました


ありがとうございます


皆さんの笑顔がうれしくて



もう一度


おうちに戻ってから


自分でニヤニヤお勉強


こちらのクラスで


お会いした方が


当初 86歳だったのが


現在は92歳


『先生、私東京オリンピックが見たいの

それまで絶対長生きするわ』


とお話下さったのが


昨日のようです


現在は100歳超えても一緒にヨガをする!に


目標も進化しています


そんな皆さんの進化にあわせて


私自身も成長していきたい


そんな切磋琢磨からの想いであります


今回 参考資料として使用している一冊


以前 講演会で


その人柄のあたたかさを目の当たりにした


三好先生の本です


私自身


任意ではありますが



杖ヨガや認定ヨガ講師養成講座を開講


すこやかをテーマに活動しています


あらためて


すこやかって何だろう・・・と自問自答


自分の人生後悔なく生き切る


我が人生一遍の悔いなしが言えたら幸せであり


すこやかであると定義し


すこやかな最期であることを私自身も目標に


日々精進しています


では


すこやかな人生を歩むのに


身体が健康じゃなければいけないのかと言えば


ちょっと違います


その健康じゃなければ幸せじゃないという呪縛から


解き放つことこそが


『すこやか』なんだと想っています


今の自分を冷静にみる癖


そこにはいいとか悪いは存在なしであり


認めて受け入れじゃあどうするかという実践


ここが悪いから治さなきゃの前に


今の自分の動けるところを使って楽しんでいくヨガで


お手伝いをしていくことが本望です


三好先生のこちらのご著書にも書いていありますが


認知症には介護現場の立場からみた


3つのタイプがあります


①自分のあるべき姿と年老いた自分の姿がかけ離れてもがく苛立つ葛藤型


②年老いた自分が自分だと認めることができず過去の自分に戻ろうとする回帰型


③年老いた自分を引き受けて生きることができず生きることを諦めた遊離型


いかがでしょうか


感のいい方


ヨガ哲学を学んでいる方なら


そっか!


インド人 苦しみの根本を昔から言ってるよね


と頷いていると想いますし


これは


何も 年齢を重ねたシニアだけの話ではないですよね


皆さんは こんなはずじゃなかったと今の自分に苛立っていませんか


昔の私で生きようとしていませんか


今の自分をあるがまま まるっと引き受けて生きてますか?


そんなこと


年をとってから考えればいい


今はそんなこと考える暇なんてないし


死ぬなんて縁起でもない


年老いた自分なんて考えることもおぞましい


わかります


でも私も


あなたにも


私として


あなたとしての人生には終わりは必ずあるんですよ


老いに不安・恐れを感じながら


執着で蓋をして無きこととして


自分を整えることを後回しする


結果


自分を引き受けられずに


執着に苦しむようになるのでしょう


だから


ヨガは認知症予防にいいんだとあらためて確信です


結果に執着せずに 


今の自分を冷静に客観視をしていく癖は


自分で処方する安価で効果な薬になります


この薬を持っているか持っていないかは


大きな差になるでしょう


かといって


認知症になることが悪い


自己責任だとか


なっちゃだめ


ということではありません


ある意味


自分は何者なのかという問いからの卒業が


身体よりも先だったのでしょう


究極を言えば


幸せな人生だったかどうかは


その人自身しかわからないことですし


他人がジャッジすることではありません


その器の大きさが


三好先生の本で再確認できて


上も下もなく


対人間としてのふれあいに


真摯に向き合っていこうと


さらなるヨガクラスの進化


自分自身の成長を心に誓ったのでした


□結論

ヨガ哲学ってやっぱりすごいね


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