揺り戻しあるよね

人間って

ホントに不思議

特に人体の神秘

神秘でありながら

とてもシステマチックだし

精密だし

素晴らしいなあと思っています

そのうちのひとつ

ホメオスタシス

動的平衡状態

恒常性維持

私達の身体は

特に意識をしなくても

呼吸はもちろん

ホルモン放出や

血中カルシウム濃度

血糖値

体温などなど

自動で調整され

常に均衡を保っています

そうやって

生きています

ただこの均衡を保つのに

やっぱり負荷のかかり過ぎは

それなりに細胞にも

負荷はかかる訳で

その維持のために

一生懸命頑張っていつも以上に

無理をして

働く細胞の状態は

身体の不具合に結びつきやすいです

その負荷を減らすことができるのが

ヨガだとも言われています

どうでしょうか

だから

ヨガを行った後は

何かが調った

なんかわからんが

調いました

そんな感覚になりますよね

このホメオスタシスは

身体の機能だけではなく

感情

いやいや

もっと奥

私達が使用していない脳の部分

潜在意識

心の奥底にも

この作用があると聞いたことありませんか？

いわゆる

心理的ホメオスタシス

例えばダイエット

せっかく努力して痩せたのに

確実に

戻りますよね笑

これは

自分の中の

自分自身のイメージが

ずっとおデブ

私は小太り

私はぽっちゃり

野中由美はぷっくりちゃんと

心で信じている

そういうイメージで生きていると

痩せてしまうと

あれ！？

太っている自分が本当じゃん

何痩せちゃっているの

やばい

やばいと

今までのセルフイメージが

常となっているので

急激に

体重を戻し出し

なんなら

リバウンドしてしまう

こんな経験は私だけじゃないと思います

これを

自分の中でありありと

体感したのは

インドでトレーニングを受け

戻ってきた時におこりました

インドでのヨガとレーニング中は

毎朝

しっかり

ヨガをして

毎日菜食だし

移動は徒歩

そりゃあ

痩せます

帰国後

自分の部屋で鏡の中の自分を見て驚愕したんです

ちょっと誰？

あんた誰？

お腹がぺちゃんこで

ホントにナイスバディ

うん！？

涼子！？

米倉涼子じゃない？

鏡に映っているのは

私じゃない

やばいよ

やぱいよ

他人だ

いやいやいや

これは

違う違う違う

私じゃない

と

焦ったことを

覚えています

そこから

食べる食べる

太る太る

そして

おなかぽっこり

立派な二重顎となり

はみ肉

浮き輪肉を得て

なぜか

安心したのを

ありありと覚えています

あの

スレンダーな自分を見て

だめだめ

これは

私じゃないという

あの感覚

そうこれなんですよ

スレンダーになりたいのに

本当になってしまうと

今までと違うから

変化に戸惑い

元に戻ろうとするホメオスタシス

習慣もそうだと思います

朝起きて

ヨガして

ジャーナル書いて

なんてしていると

おいおい

それ誰！？

どこぞの偉そうな社長気取り？

意識高い系企業家ですか？と

今までの自分

セルフイメージとかけ離れると

やっぱり

やらんでいいやろ

それ

となる訳です

決して

ダイエットの失敗

三日坊主の言い訳ではありません

まずは

この

心理的ホメオスタシスがあること

知って

揺り戻しが

あるんだと

認識することが先決です

そこから

じゃあどうするか

と対応すれば

解決するのであります

なので

できない自分

また同じ失敗をしている自分を

駄目人間だと責めたり

できなくてすいませんと

むやみに

周囲に謝ったりせずに

揺り戻し

あってOKと

受け入れましょう

そこから

なぜ

そんなセルフイメージを

後生大事に抱えているのか

考えてみます

私の場合

ぼっちゃりで

意識低い系フリーランス

というセルフイメージです

なぜかというと

このイメージには

うま味

メリットがあるのです

ぱっちゃりのほうが

世間の皆さんに

共感が生まれやすく

特に女子から

憧れはされないけど

でも

攻撃の対象にならない

ひがまれない

やっかまれない

で

できない自分

意識低いほうが

自虐ネタで

やっぱり

世間から受け入れやすい

好かれはしないけど

嫌われない

笑いがとれる

そう

私は人から嫌われるのが怖くて

人からの攻撃から

自分を守る為に

太っていたほうが

健康を害するよりもいい

ヨガの先生のステータスよりも

笑われたほうが気が楽

だから

このセルフイメージで

生きているわけです

せつないですよね

なんか

自分で書いていて

痛々しい

というか

そんな自分を抱きしめてあげたくなりました

そんな風にして

自分を守らなくてもいいのにね

そんな風に

世間の目ばかり

人の顔色ばかり

気にしなくても

大丈夫なのにね

でも

わかるよ

55年も

そうやって

自分を守ってきたんだね

頑張ってきたね

ありがとう

もうその肩の荷おろそう

おろしていいよ

と

本当に思っています

いかがですか

皆さんも

何かいい習慣を行ったり

目標ができて

そこに進んで

努力していくと

心の奥底に仕舞い込んでいた澱が

浮上し

揺り戻し

あると思います

でも

これも

恒常性

変化に驚いて

揺り戻しがきているんです

だから

そんな揺り戻しがきても

焦らず

自分自身を俯瞰して

眺めてください

そして

逆にその恒常性

ホメオスタシス

この性質を

利用しない手はありません

太っている自分のセルフイメージ

から

痩せている自分が本物なんだと

なんなら

米倉涼子が私というセルフイメージに変えてみましょう

そうすれば

今、鏡に映っている

二重顎の自分が

違う違う

そうじゃない

この人誰だとなれば

シメタもの

痩せる方向に向いてきます

また揺り戻しは来るかもしれませんが

そんな時は

はい！来なすったと

思って

抗うでもなく

なりたい自分が

真のセルフイメージですと

また

何度もトライすればいいんだと思います

きっと

身体のホメオスタシスの役に

ヨガが立っているように

心のホメオスタシスにも

ヨガは役に立つはずです

なので

揺り戻し

あって大丈夫です

一緒に楽しくトライしていきましょう！！！！